長福寺について

長福寺のこと

長福寺の開創は、永禄年間でありますが、現在の長福寺は、「曹洞宗 大本山 総持寺直末 金勝山長福寺」として、明治13年再興されたお寺です。江戸時代まで、安曇野には沢山のお寺がありましたが、明治初期、この安曇野一円の寺院が藩令により廃寺とされ、そのほとんどが取り壊しを受けました。しかし、その後、人々の中に《何としても、お寺を建て、ご先祖の供養をしなければならない》という気運が高まり、檀信徒の熱意によって、明治13年、この安曇野ではいち早く、現在の地に長福寺が再建されました。この後、各地で沢山の寺院が再興されました。 爾来、檀信徒の深い信仰と地域の人々の支えによって今日を迎えております。 平成5年、新本堂を建立することができ、続いて平成6年には「長福寺霊園」を造成いたしました。 安曇野と北アルプスの風光明媚な景勝地でありますので、是非一度足をお運びいただければ幸いです。

住職あいさつ

長福寺のHPをご覧いただき、誠にありがとうございます。
住職の竹村 信彦(タケムラ シンゲン)と申します。
私は昭和62年、リンゴ農家の長男として下伊那郡松川町に生を受けました。
お寺とは無縁の環境で生まれ育った私ですが、高校生の時 「自分は何のために生きるのか」 という疑問の答えを求め、出家を決意致しました。
住職として着任したからには、 「居場所としてのお寺づくり」 をテーマに活動していきたいと考えております。
そこに行くと、心が落ち着く居場所。
そこに行くと、人との交流が生まれる居場所。
そんな居場所としての役割を担うお寺になるよう、皆さんから意見をいただきながら励んでまいりたいと思います。
お寺に足を運んでいただいた際には、是非お気軽にお声かけ下さい。

仏教のこと

仏教とは、

仏教とは、仏(お釈迦様)の教えや生き様をお手本とし、自らの生活の中で実践していく生き方です。
仏教は、紀元前の5世紀頃インドで興りました。お釈迦様は、避けることのできない苦しみを乗り越えるにはどのようにしたらよいかを思索し、修行のすえに覚りを開きました。その後、多くの人々が同じ覚りを得ることを願い、人々に教えを説く旅に出ます。仏教は、こうして始まったのです。 その教えは多岐にわたりますが、大きく3つにまとめてみました。
(1)私たちが生きているこの世界は、「一切皆苦」(すべてのものは自分の思い通りにならないもの)であり、「諸行無常・諸法無我」(様々な条件によって必ず変化していくもの)である。 (2)そのことを知ってこの世を見わたせば、「涅槃寂静」(一つのことに捉われることのない安心)を得ることができる。 (3)そのために、「八正道」(極端にかたよらない八つの生き方)がある。
以上の教えを、自分自身の生活に置き換えて実践していく生き方こそ、仏教なのです。長福寺では、これらの教えを分かりやすく皆さんにお伝えしていきたいと考えております。

曹洞宗とは、

曹洞宗とは、道元禅師(1200~1253)によって伝えられた教えであり、生き方です。 曹洞宗の大きな特色の一つは、坐禅です。仏教を伝えたお釈迦様は、この坐禅によって覚りを開いたと言われております。道元禅師は、そんなお釈迦様にならって「只管打坐」(ただひたすら坐禅をすること)を主張されました。
さらに、道元禅師が大切にしたのは坐禅だけではありません。食事や掃除、洗面、歯磨きなど、日常生活(修行)すべての行いを調えることが大切であるとし、「修証不二」(調えられた日常生活こそ覚りそのものである)と唱えられました。また、そうして自らの生活を日々調え続けていくなかに、「即心是仏」(調えられた心こそ仏である)があるとしています。
「護惜すること眼睛の如くせよ」(一粒のお米であっても自分の目の玉のように大切に扱いなさい)という言葉のように、独特な言い回しで表現された日常生活の心得も、道元禅師の魅力の一つかもしれません。そのほんの一部ですが、道元禅師の言葉を皆さんにご紹介できればと思います。